病院情報の公開について

病院情報の公開について

この病院情報は、厚生労働省が定めた「病院情報の公表の集計条件」に基づいてまとめたものです。
各指標の中で、患者数が10件未満の数値は、「-」(ハイフン)で表示しております。

令和4年度 東急病院 病院指標

年齢階級別退院患者数 ファイルをダウンロード

年齢区分 0~ 10~ 20~ 30~ 40~ 50~ 60~ 70~ 80~ 90~
患者数 41 70 155 275 280 474 384 161

当院は近隣地域および沿線地域の皆さまを対象に、幅広い年齢層に対応した診療を提供しており、10代から90代までの患者さまが、健康に関する様々なニーズを持って来院いただいております。
令和4年度において、当院の特徴的な動向は、高齢化社会の影響を受けた患者層の変化です。
退院される患者様のうち、50代以上の方々が全体の8割を占めており、時代の流れを反映しています。
また、新型コロナウイルス感染症の影響により、手術や入院が減少している状況が見られます。これに伴い、私たちは感染リスクを最小限に抑えながらも、必要な医療ケアを提供する努力を続けています。

診断群分類別患者数等(診療科別患者数上位5位まで) ファイルをダウンロード

内科

DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
060100xx01xxxx 小腸大腸の良性疾患(良性腫瘍を含む。) 内視鏡的大腸ポリープ・粘膜切除術 190 2.08 2.64 0.00% 65.51  
030250xx991xxx 睡眠時無呼吸 手術なし 手術・処置等1 あり 157 2.00 2.03 0.00% 50.49  
060035xx05xx0x 結腸(虫垂を含む。)の悪性腫瘍 内視鏡的大腸ポリープ・粘膜切除術 定義副傷病 なし 40 2.05 3.69 0.00% 66.15  
060102xx99xxxx 穿孔又は膿瘍を伴わない憩室性疾患 手術なし 40 3.00 7.63 0.00% 72.58  
060100xx99xxxx 小腸大腸の良性疾患(良性腫瘍を含む。) 手術なし 23 1.17 2.98 0.00% 76.74  

内科では幅広い診療ニーズに応えるため、総合的な診断とともに、消化器・肝臓内科、腎臓・透析内科、糖尿病内科、呼吸器内科などの専門的な治療サービスを提供しております。
また地域全体の医療連携を大切にし、必要に応じて高度急性期病院へのスムーズな紹介など、地域間の医療ネットワークを強化しています。
特に肺炎治療においては、多数の成功事例を有しており、地域内の患者様に対する支援に貢献しています。
なお医療行為の詳細な分類を示すDPCコード(診断群分類)においては、細かなカテゴリ分けが行われているため、肺炎治療は上位にランクされていないものとなっています。

外科

DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
060100xx01xxxx 小腸大腸の良性疾患(良性腫瘍を含む。) 内視鏡的大腸ポリープ・粘膜切除術 162 2.02 2.64 0.00% 63.34  
060040xx06xxxx 直腸肛門(直腸S状部から肛門)の悪性腫瘍 内視鏡的大腸ポリープ・粘膜切除術 55 2.11 4.27 0.00% 62.44  
060035xx05xx0x 結腸(虫垂を含む。)の悪性腫瘍 内視鏡的大腸ポリープ・粘膜切除術 定義副傷病 なし 46 2.22 3.69 0.00% 65.98  
060102xx99xxxx 穿孔又は膿瘍を伴わない憩室性疾患 手術なし 22 1.36 7.63 0.00% 78.23  
060100xx99xxxx 小腸大腸の良性疾患(良性腫瘍を含む。) 手術なし 22 1.09 2.98 0.00% 79.82  

外科領域においては、消化管・肝胆膵外科、肛門外科、および末梢血管疾患等の治療が行われています。特に消化器外科領域では幅広い治療オプションが提供されており、診療の柔軟性が特徴です。
手術に関しては、専門医による開腹手術から鏡視下手術まで幅広いアプローチが可能です。悪性腫瘍に対する治療に関しては、化学療法も積極的に取り入れられています。
効率的な診療を提供するためにクリニカルパスが導入されており、診療の手順やタイミングを最適化することで患者の健康状態に合わせた個別のケアを提供しています。

整形外科

DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
160800xx01xxxx 股関節・大腿近位の骨折 人工骨頭挿入術 肩、股等 63 42.62 26.42 34.92% 82.94  
070370xx99xxxx 脊椎骨粗鬆症 手術なし 27 38.30 22.23 14.81% 85.74  
160760xx97xx0x 前腕の骨折 手術あり 定義副傷病 なし 25 7.96 4.86 0.00% 56.44  
160690xx99xxxx 胸椎、腰椎以下骨折損傷(胸・腰髄損傷を含む。) 手術なし 19 30.47 20.09 31.58% 82.84  
160850xx01xxxx 足関節・足部の骨折・脱臼 骨折観血的手術 鎖骨、膝蓋骨、手(舟状骨を除く。)、足、指(手、足)その他等 18 20.06 18.34 0.00% 48.83  

整形外科において、主に股関節、膝関節、脊椎ならびに一般的な外傷の診療に特化し、CT・MRIなどの画像診断を有効に活用したアプローチを実施しております。
令和4年度においては股関節骨折や腰椎の骨折による高齢者の患者様が多く見受けられました。
このような状況に鑑み、地域包括ケア病棟への移動を行い、在宅復帰を目指したリハビリテーションプログラムを提供しております。専門的なチーム医療のもと、患者様をサポートする取り組みが行われております。
こうしたアプローチにより、在院日数が全国平均に比べて長期間となっておりますが、これは地域包括ケアの重要性を考慮した結果であり、患者さまの安全で効果的なリカバリーを重視していることを示しています。
今後も専門的な知識と最新の医療技術を活用して、地域の健康をサポートしてまいります。

泌尿器科

DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
110080xx991xxx 前立腺の悪性腫瘍 手術なし 手術・処置等1 あり 38 3.00 2.45 0.00% 69.26  
110070xx03x0xx 膀胱腫瘍 膀胱悪性腫瘍手術 経尿道的手術 手術・処置等2 なし 10 8.70 6.85 0.00 77.30  
11012xxx02xx0x 上部尿路疾患 経尿道的尿路結石除去術 定義副傷病 なし 5.29  
11012xxx97xx0x 上部尿路疾患 その他の手術あり 定義副傷病 なし 7.20  
110070xx03x20x 膀胱腫瘍 膀胱悪性腫瘍手術 経尿道的手術 手術・処置等2 2あり 定義副傷病 なし 6.66  

泌尿器科では、高齢化社会の影響を受け、前立腺肥大症、前立腺癌、過活動膀胱などの疾患に関する患者数が増加しております。特に前立腺癌の発症率は近年増加の傾向を示しており、これに関連して精査入院の実施が行われております。
常に患者様との協議に基づいた治療はもちろんのこと、地域医療機関や大学病院などとの連携を強化しながら、継続的な質の高い診療を提供しております。これにより、患者様のニーズに合った包括的なケアを提供できるよう努めております。

初発の5大癌のUICC病期分類別並びに再発患者数 ファイルをダウンロード

  初発 再発 病期分類
基準(※)
版数
Stage I Stage II Stage III Stage IV 不明
胃癌 1 8
大腸癌 14 11 1 8,7
乳癌 1
肺癌 1 8
肝癌

※ 1:UICC TNM分類,2:癌取扱い規約
大腸がんは現在、最も多くの件数が報告されております。外科的手術による切除後、化学療法や定期的な内視鏡検査によるフォローアップなど、幅広いアプローチでの総合的な治療が行われております。
さらに、大腸がん以外のがんに関しても、発生部位や進行度に合わせて専門的な治療が提供されております。
必要に応じて、専門的な医療機関への紹介も行われており、患者様一人ひとりに適切な治療方針を提案することを重視しております。

成人市中肺炎の重症度別患者数等 ファイルをダウンロード

  患者数 平均
在院日数
平均年齢
軽症
中等症 12 12.67 80.42
重症
超重症
不明

中等症から重症の患者さまの割合が比較的多く、年齢が高くなるほど疾患の重症度が増し、入院期間も長くなる傾向が見られます。
高齢者の患者様に関しては、合併症の予防や重症化の防止に取り組むと同時に、入院中における機能回復を目指し、リハビリテーションを積極的に行っております。
またソーシャルワーカーによるサポートを通じて、退院や転院の段階においても支援を提供しています。

脳梗塞の患者数等
ファイルをダウンロード

発症日から 患者数 平均在院日数 平均年齢 転院率
3日以内
その他

当院の脳神経外科は「2023年3月31日」まで、週1回の外来と入院患者の対診を行っていました。

診療科別主要手術別患者数等(診療科別患者数上位5位まで) ファイルをダウンロード

外科

Kコード 名称 患者数 平均
術前日数
平均
術後日数
転院率 平均年齢 患者用パス
K7211 内視鏡的大腸ポリープ・粘膜切除術 長径2センチメートル未満 等 249 0.05 1.00 0.00% 63.91  
K7212 内視鏡的大腸ポリープ・粘膜切除術 長径2センチメートル以上 16 0.00 1.25 0.00% 59.63  
K672-2 腹腔鏡下胆嚢摘出術  
K722 小腸結腸内視鏡的止血術  
K718-21 腹腔鏡下虫垂切除術 虫垂周囲膿瘍を伴わないもの  

内科との緊密な連携により、大腸ポリープ・粘膜切除術および良性、悪性疾患の全てを積極的に腹腔鏡下手術も実施しております。
大腸ポリープの切除に関しては出血や合併症の観察を目的として、事前に1泊入院を予定した入院治療を行っております。これにより、患者様の安全と適切な経過観察を確保しています。

内科

Kコード 名称 患者数 平均
術前日数
平均
術後日数
転院率 平均年齢 患者用パス
K7211 内視鏡的大腸ポリープ・粘膜切除術 長径2センチメートル未満 等 263 0.24 1.23 0.00% 65.97  
K722 小腸結腸内視鏡的止血術  
K6182 中心静脈栄養用埋込型カテーテル設置(頭頸部その他に設置) 等  
K7212 内視鏡的大腸ポリープ・粘膜切除術 長径2センチメートル以上 等  
K664 胃瘻造設術(経皮的内視鏡下胃瘻造設術、腹腔鏡下胃瘻造設術を含む) 等  

外科との緊密な連携のもと、主に大腸ポリープ・粘膜切除術を中心に実施しております。

整形外科

Kコード 名称 患者数 平均
術前日数
平均
術後日数
転院率 平均年齢 患者用パス
K0462 骨折観血的手術 前腕、下腿、手舟状骨 等 52 2.17 15.75 0.00% 60.38  
K0461 骨折観血的手術 肩甲骨、上腕、大腿 等 47 3.09 30.60 27.66% 76.79  
K0811 人工骨頭挿入術 肩、股 38 6.42 36.71 4.00% 74.84  
K0821 人工関節置換術 肩、股、膝 等 25 2.24 35.08 4.00% 74.84  
K0483 骨内異物(挿入物を含む。)除去術 前腕、下腿 等 24 1.04 2.33 0.00% 48.00  

主に高齢者の骨粗鬆症に起因する大腿骨近位部骨折の手術を多数行っていることに加え、各医師の専門分野を活かし、変形性関節症に対する人工関節置換術(股・膝)なども行われており、膝関節疾患や手の外科的疾患に対する手術治療も提供しております。
手術介入は早期に行われ、入院後すぐに始まるリハビリテーションを通じて、日常生活動作(ADL)の早期回復を目指しております。

泌尿器科

Kコード 名称 患者数 平均
術前日数
平均
術後日数
転院率 平均年齢 患者用パス
K8036イ 膀胱悪性腫瘍手術 経尿道的手術 電解質溶液利用のもの 等 13 1.38 6.15 0.00% 75.15  
K783-2 経尿道的尿管ステント留置術  
K7811 経尿道的尿路結石除去術 レーザーによるもの 等  
K7981 膀胱結石、異物摘出術 経尿道的手術  
K8411 経尿道的前立腺手術 電解質溶液利用のもの  

前立腺肥大症、膀胱癌、腎尿路結石に対する経尿道的手術を中心に実施しております。
地域の医療機関との緊密な協力を大切にし、必要な場合は高度な医療機関への適切な紹介を行うなど連携を図っております。

その他(DIC、敗血症、その他の真菌症および手術・術後の合併症の発生率)ファイルをダウンロード

DPC 傷病名 入院契機 症例数 発生率
130100 播種性血管内凝固症候群 同一
異なる
180010 敗血症 同一
異なる
180035 その他の真菌感染症 同一
異なる
180040 手術・処置等の合併症 同一
異なる

手術・処置等の合併症については、内視鏡検査後の出血、遅発性感染となっています。

更新履歴

令和05.09.29
「東急病院 令和4年度病院指標」 公開
令和04.10.01
「東急病院 令和3年度病院指標」 公開
令和03.10.01
「東急病院 令和2年度病院指標」 公開
令和02.09.30
「東急病院 令和元年度病院指標」 公開
令和01.10.01
「東急病院 平成30年度病院指標」 公開
平成30.09.28
「東急病院 平成29年度病院指標」 公開

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