内科

内科では、幅広い診療ニーズに応えるため、総合的な診断とともに、消化器・肝臓内科、腎臓・透析内科、糖尿病内科、呼吸器内科などの専門的な治療サービスを提供しております。
また、地域全体の医療連携を大切にし、必要に応じて高度急性期病院へのスムーズな紹介など、地域間の医療ネットワークを強化しています。
特に肺炎治療においては、多数の成功事例を有しており、地域内の患者様に対する支援に貢献しています。
なお、医療行為の詳細な分類を示すDPCコード（診断群分類）においては、細かなカテゴリ分けが行われているため、肺炎治療は上位にランクされていないものとなっています。

整形外科

整形外科において、膝関節外科、手の外科、脊椎外などの専門外科に加えて、一般的な外傷の診療に対応し、CT・MRIなどの画像診断を有効に活用したアプローチを実施しております。
令和5年度においては、大腿骨近位端骨折や腰椎の骨折による高齢者の患者様が多く見受けられました。急性期治療後は、地域包括ケア病棟への移動を行い、在宅復帰を目指したリハビリテーションプログラムを提供しております。
こうしたアプローチにより、在院日数が全国平均に比べて長期間となっております。
しかし、これは地域包括ケアの重要性を考慮した結果であり、患者さまの安全で効果的なリカバリーを重視していることを示しています。
今後も専門的な知識と最新の医療技術を活用して、地域の健康をサポートしてまいります。

外科

外科領域においては、消化管・肝胆膵外科、肛門外科、および末梢血管疾患等の治療が行われています。
特に、消化器外科領域では、幅広い治療オプションが提供されており、診療の柔軟性が特徴です。
手術に関しては、専門医による開腹手術から鏡視下手術まで幅広いアプローチが可能です。
悪性腫瘍に対する治療に関しては、化学療法も積極的に取り入れられています。
効率的な診療を提供するために、クリニカルパスが導入されており、診療の手順やタイミングを最適化することで、患者の健康状態に合わせた個別のケアを提供しています。

泌尿器科

泌尿器科では、高齢化社会の影響を受け、前立腺肥大症、前立腺癌、過活動膀胱などの疾患に関する患者数が増加しております。
特に前立腺癌の発症率は近年増加の傾向を示しており、これに関連して精査入院の実施が行われております。
常に患者様との協議に基づいた治療はもちろんのこと、地域医療機関や大学病院などとの連携を強化しながら、継続的な質の高い診療を提供しております。
これにより、患者様のニーズに合った包括的なケアを提供できるよう努めております。

眼科

眼科では、白内障を中心に診療を行っております。日帰りや１泊入院なで、患者様のご要望に合わせて柔軟に対応し、診療を行っています。

整形外科

高齢者の転倒に起因する大腿骨近位部骨折を中心に外傷の手術を多数行っております。加えて、各医師の専門分野を活かし、膝関節疾患や手の外科的疾患に対する手術治療も提供しております。
手術介入は早期に行われ、入院後すぐに始まるリハビリテーションを通じて、日常生活動作（ADL）の早期回復を目指しております。

内科

外科との緊密な連携のもと、主に大腸ポリープ・粘膜切除術を中心に実施しております。

外科

内科との緊密な連携により、大腸ポリープ・粘膜切除術および良性、悪性疾患の全てを積極的に腹腔鏡下手術も実施しております。
大腸ポリープの切除に関しては、出血や合併症の観察を目的として、事前に1泊入院を予定した入院治療を行っております。
これにより、患者様の安全と適切な経過観察を確保しています。

眼科

当院では、近隣の一次医療機関からの紹介を受け、白内障手術を中心に診療を行っております。
白内障手術は、患者様の症状に応じて相談し、１泊入院や日帰り入院の対応もしております。

泌尿器科

前立腺肥大症、膀胱癌、腎尿路結石に対する経尿道的手術を中心に実施しております。
地域の医療機関との緊密な協力を大切にし、必要な場合は高度な医療機関への適切な紹介を行うなど連携を図っております。