糖尿病は自覚症状に乏しい病気ですが、治療を放置してしまうと網膜症や腎症、神経障害といった細小血管障害や脳梗塞や心筋梗塞などの動脈硬化症を引き起こす可能性があります。
これらの合併症を回避するためには、定期的な合併症検査はもちろんのこと、早期に糖尿病治療を開始し、さらにその治療を継続していくことが重要です。
患者さまが糖尿病を正しく理解して、食事や運動に気を配り、それぞれの病態やライフスタイルにあった薬物治療を提供してまいります。
糖尿病内科では、糖尿病に合併する高血圧や脂質異常症などの生活習慣病の診療、動脈硬化などの合併症検査も行っております。
またCGM(持続血糖モニター装置)による詳細な血糖変動の評価についても対応可能です。
患者さまが糖尿病を正しく理解していただける事を目的に『糖尿病教育入院』も実施しています。
加藤 大介KATO DAISUKE
役職 | 健康管理センター 診療医長 |
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専門領域 | 糖尿病・内分泌内科、循環器内科 |
経歴 | 2004年 東京慈恵会医科大学卒業 2004年 東京慈恵会医科大学附属柏病院初期臨床研修医 2006年 東京慈恵会医科大学内科後期レジデント 2007年 東京慈恵会医科大学循環器内科入局 2010年 東京慈恵会医科大学大学院医学系研究科博士課程入学 2010年 熊本機能病院循環器内科・加齢医学研究所留学 2014年 東京慈恵会医科大学大学院医学系研究科博士課程修了 2015年 Monash University Master of Public Health入学 2016年 Monash University Master of Public Health修了 2017年 済生会横浜市東部病院糖尿病・内分泌内科 2018年 東邦大学医療センター大森病院糖尿病・代謝・内分泌センター 2020年 東急病院着任 2021年 産業医科大学産業医学ディプロマ修了 |
資格 | 日本内科学会認定 総合内科専門医・指導医 日本循環器学会認定 循環器専門医 日本糖尿病学会認定 糖尿病専門医 日本内分泌学会認定 内分泌代謝科専門医 日本内分泌学会・日本糖尿病学会認定 内分泌代謝・糖尿病内科領域指導医 日本人間ドック学会認定医 日本医師会認定産業医 労働衛生コンサルタント(保健衛生) 日本産業保健法学会認定 産業保健法務主任者 健康経営エキスパートアドバイザー Australian Medical Council Certificate |
佐藤 展子SATOU NOBUKO
役職 | 医員 |
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専門領域 | 糖尿病、内分泌 |
経歴 | 2012年 昭和大学卒業 2014年 昭和大学病院初期臨床研修修了 研修修了試験最優秀賞受賞 2014年 昭和大学 糖尿病代謝内分泌内科入局 昭和大学病院、山梨赤十字病院などを経て 2023年 東急病院着任 |
資格 | 日本内科学会認定 内科医 日本糖尿病学会認定 糖尿病専門医 |
大坂 直也OOSAKA NAOYA
役職 | 非常勤 |
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専門領域 | 糖尿病 |
友安 雅子TOMOYASU MASAKO
役職 | 医員 |
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専門領域 | 糖尿病・脂質異常症・高血圧 |
経歴 | 2007年 昭和大学医学部卒業 2009年 関東労災病院初期臨床研修医修了 2009年 昭和大学 糖尿病代謝内分泌内科入局 2009年 荏原病院 2010年 昭和大学 糖尿病代謝内分泌内科助教 2013年 昭和大学大学院医学研究科 内科系糖尿病代謝内分泌内科学修了 2015年 昭和大学大学院修了 2016年 東急病院着任 2019年 昭和大学江東豊洲病院講師 2020年 昭和大学横浜市北部病院講師 |
資格 | 日本内科学会認定 内科医 日本内科学会認定 総合内科専門医 日本糖尿病学会認定 糖尿病専門医、指導医、臨床研修指導医 |
午前
受付時間
8:30〜10:30
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※2
午後
受付時間
13:00〜15:00
ー
ー
※1※3
※1 ※2
※3
※1:診療時間 13:30~
※2:一般内科を併設
※3:完全予約制となっております。
糖尿病を専門とする医師に加え、糖尿病患者さまの療養を支援する糖尿病療養指導士(十分な経験もち、試験に合格した看護師・薬剤師・臨床検査技師・理学療法士)がチーム一丸となり、サポートするのも当科の特徴です。
糖尿病の治療は、食事や運動、薬物療法とそれぞれ専門性が高いので、それぞれの職種からなるチーム医療が重要になります。
当院には、糖尿病治療に関わる全職種(看護師、薬剤師、臨床検査技師、理学療法士)に、日本糖尿病療養指導士が在籍しています。
当院では、患者さまが糖尿病を正しく理解していただける事を目的とした『糖尿病教育入院』を実施しております。
医師だけでなく、看護師、薬剤師、管理栄養士、臨床検査技師、理学療法士によるチーム医療を行っています。
入院期間は1~2週間です。期間中は食事療法だけでなく、リハビリ室で午前と午後に1日2回の運動を実践し、そのうえで、個々に合った薬物治療を提供いたします。
さらに入院中には、合併症の評価だけでなく、糖尿病患者さんに多いとされる癌についての検査も行います。
かかりつけ医からご紹介の患者さまは、入院中の検査結果をかかりつけ医にも報告させていただきますので、退院後はかかりつけ医での継続治療が可能です。
フットケア 糖尿病で治療を受けている人を対象に、糖尿病壊疽予防の為の支援を行なっています。
在宅療養指導 インスリン治療中の患者さんを対象に、生活調整支援を行なっています。
透析予防指導 糖尿病腎症の患者さんを対象に、腎臓を守るための生活調整支援を行なっています。
管理栄養士が日々の食事についてアドバイスをしています。
○糖尿病教室
※現在は開催しておりません
毎月2回、金曜日の15時から開催しています。
無料にて予約なく、どなたでもご参加いただけます。
糖尿病の話を各専門スタッフがお話します。
詳しくは「お知らせ 講座・イベント」をご覧ください
○世界糖尿病デー
世界糖尿病デーは、国際糖尿病連合(IDF)と世界保健機関(WHO)により糖尿病に対する啓発運動を推進することを目的として「11月14日」に制定されました。
これは膵臓から分泌され、血糖低下作用を有する『インスリン』というホルモンを発見したバンティング博士の誕生日に由来するものです。
東急病院では『世界糖尿病デー』に関連したイベントとして、2009年より「無料血糖測定」 、「無料HbA1c測定」と「特別糖尿病教室」を開催しております。
また、期間中は「世界糖尿病デー」のシンボルカラーであるブルーをイメージし、東急病院の西口外壁をライトアップいたします。
※当院でのイベント、および外壁のライトアップ等は、現在実施しておりません