地域包括ケア病棟とは、急性期治療が終了したものの、すぐに在宅や施設へ退院することに不安がある方や、在宅療養中に入院が必要となった方などに対して、必要に応じて診療・看護・リハビリテーションを行うことを目的とした病棟です。
※重度の認知症があり、指示通りに身体を動かすことが困難、あるいは安全上のきまりが守れない等の方は、受入が難しい場合がありますのでご了承ください。
※在宅療養中の急性増悪の患者様につきましては、救急外来にてご相談を承ります。
当院では利用者様の特性を理解し、ご自宅の状況を把握した上で1人1人にあった個別リハビリプログラムを作成します。リハビリテーション科スタッフが身体の状態の合わせ1対1のリハビリと自主トレーニングの提供、福祉用具等の提案をします。
安心してご自宅に戻れるように、医師・理学療法士・作業療法士・言語聴覚士・看護師・薬剤師・管理栄養士・ソーシャルワーカーがチーム一丸となり、地域のケアマネジャーや看護師とともに在宅生活を応援いたします。
外来 | 1日目 | 2~13日目 | 14日目 | |
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入院 | (日曜日のリハビリテーションはお休みです) | 退院 | ||
基本メニュー | ◇診察 ◇入院前検査 ・血液一般 ・心電図 ・胸部レントゲン (外来受診出来なかった方は入院日に実施します) |
◇オリエンテーション | ◇リハビリテーション ・関節可動域改善訓練 ・筋力トレーニング ・歩行・階段昇降練習 ・日常生活動作練習 ・巧緻動作の練習 ◇介護指導 ◇退院前カンファレンス等 |
退院は午前中です |
当院では、呼吸器内科・消化器内科・外科・泌尿器科の医師が、緩和医療の必要ながん患者様に対して、積極的に入院の受入を行っています。透析を行っている患者様の受入も可能です。
医師、看護師、リハビリスタッフ、薬剤師、ソーシャルワーカー(社会福祉士)などの多職種がチーム一丸となって緩和医療の提供を行い、医療面・精神面・社会面でのケアを実施いたします。まずはお気軽にご相談ください。
※緩和ケア病棟はございません
■「緩和ケア」とは
生命を脅かす疾患による問題に直面している患者様とそのご家族に対して、痛みやその他の身体的問題、心理社会的問題、スピリチュアルな問題を早期に発見し、適切な評価と治療をすることで苦痛の予防と緩和を行い、クオリティ・オブ・ライフ(生活の質)を改善する行為のことを指します。
当院の地域包括ケア病棟では、在宅療養中の患者様ご家族を支援するため、レスパイト入院(在宅医療を支えるための入院)の受け入れをおこなっております。
レスパイトとは、「一時休止」「休息」「息抜き」を意味する言葉です。
その言葉の通り、ご自宅で療養中の常時医療管理等が必要な方が、介護者の事情(介護をされているご家族等の病気や事故・冠婚葬祭などの社会的事情)や介護者が介護疲れを感じた際等に短期入院できる制度です。
●ご自宅で介護を受けている医療処置を必要とする方
例:褥瘡処置、たん吸引、麻薬の管理、気管切開、胃瘻、点滴、在宅酸素等を行っており、常時介護が必要な方。
●かかりつけ医、ケアマネジャー、訪問看護師を通じて、医療連携部門にご相談ください
●申し込みにはかかりつけ医の診療情報提供書が必要となります
お問い合わせ |
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